2010年になり早、半月。皆様いかがお過ごしですか?私は年末年始に体調を崩してしまい、すっかり寝正月となってしまいました。
とまあ、気を取り直して今年の第一回目。私がカルガリーにきて、「ああ、便利だな~」と感じ、また、とても感動をした「あるモノ」についてのお話です。

現代社会と切っても切り離せないコミュニケーションツールというものはいくつかありますが、昔から対面の次に大事にされてきたもののひとつは「電話」ではないかと思います。私がカルガリーにきた2002年は、滞在をしていたホームステイでもダイヤルアップのインターネットであったり、また、私の両親はあまりメールなどをしなかったため、日本とのコミュニケーションといえば、第一は電話でした。もちろん、こちらでできた友達とのコミュニケーションでも電話は大活躍!
今でこそ、携帯電話もポピュラーになりましたが、当時の貧乏学生にとっては高嶺の花。外出先で誰かに連絡を取りたいとなると、必ず公衆電話が必要でした。ただ、まだまだ土地勘もない状態だったので、必要とするときに公衆電話を見つけることができず、街中をうろうろ、うろうろ。急ぎのときなどは半泣き状態で走り回る羽目に!
そんな話をカナディアンの友人にしたところ、「ねえねえ、あれ知ってる?」と教えてくれたのが、「Courtesy Phone」。Courtesyとは、「親切な行い」といった意味もある単語。

Courtesy Phone=親切な電話?といったことになりますが、実はこのCourtesy Phone、その名の通り、「親切な電話」なのです。
皆さん、レストランなどにお友達と行かれる機会もあると思いますが、お手洗いのそばなどに、壁にかかった電話を見たことはありませんか?これが実は、何を隠そう、Courtesy
Phoneなのです。こちらは市内通話は日本と違い、一定の料金を払ったら、話したい放題の「定額制」。使っても使わなくても「定額」なら、ということなのでしょうか、レストランやバーなどで、緊急に連絡を取りたいときに自由に使わせてくれる「Courtesy Phone」が大活躍!となります。
この電話について知ったのが、こちらに来て間もなく。あれから8年近く経っているので、「Courtesy Phoneって今でもあるのかな~」と思っていたら、ありました!先日、とあるレストランにいって、お手洗いに行く途中の壁に、おもむろに張り付いた電話!!今は携帯電話を持てるようになって、あまり必要とはならなくなりましたが、初めてレストランのウェイターさんに、「Do you have a courtesy phone?」といって借りた電話を思い出し、またもや「カルガリーっていいな~」と噛み締めたのでした。
ただ、このCourtesy Phone、あくまでも「Courtesy」で使わせてくれる電話ですので、レストランの方に一声かけたり、市内通話以外は使わないようにするなど、マナーは守って、「親切」の輪を広げたいものですよね。